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●参考文献:登録なし ●関連文書:登録なし
下記はクスリ早見帖副読本 医師が教える市販薬の選び方(PHP研究所)から。一部改変。
クスリには成分ごとにさまざまな作用があります。クスリを使う目的に合った作用を主作用、目的に合わない作用を副作用と呼びます。
クスリのデメリットのひとつが副作用です。副作用はクスリを飲んだ方の多くは経験しませんが、ときに運悪く、副作用によるつらい症状が出てしまう方がいます。副作用でつらい状況になったときは、クスリをひかえることを考える必要があります。
例えば、クスリを飲んだ後に腹痛が出たとします。副作用と思わなければ、クスリを飲み続け、そのまま症状を悪化させてしまうかもしれませんが、副作用かもと考えクスリをひかえれば、それで症状はよくなるかもしれません。
クスリは複雑です。市販薬は入手が簡単なだけに、普段からの知識の備えが大切なのです。どんな症状が出たら副作用を疑う必要があるのかなど、クスリのマイナス面については、外箱や添付文書には必ず書かれています。クスリを飲む前に読む習慣をつけるようにしましょう。